欧米ブランドが圧倒的シェアを占めるオーツミルク業界において、近年、アジア圏のマーケットで勢いを伸ばしているOATSIDE(オーツサイド)。
お手頃価格でありながら、クリーミーで深いコクを持つオーツミルクを販売する、今注目を集めるブランドです。
この記事では、OATSIDE(オーツサイド)の詳細と同社のオーツミルクの特徴について紹介します。
OATSIDE(オーツサイド)はどこの国のブランド?
オーストラリア産のオーツ麦を使ったオーツミルクを製造&販売するOATSIDE(オーツサイド)。
自社の製造工場がインドネシアにあることから、商品の製造はインドネシアで行われていますが、本社をシンガポールにかまえるシンガポールブランドのオーツミルクになります。
急成長を遂げるシンガポールのオーツサイド
オーツサイドの創業者かつCEOは、シンガポール出身のBenedict Lim(ベネディクト・リム)さん。
2020年に起業、1年半におよぶ商品開発期間を経て、市場に商品が登場したのは2021年末という新しいブランドであるものの、東南アジアを中心に販路を急速に拡大しています。
その急成長ぶりは目を見張るものがあり、今注目を集めているスタートアップとしても知られています。
アラビカをはじめ、人気カフェのバリスタたちにも選ばれているブランドになっています。
日本では六甲バターが販売
日本においては、六甲バター株式会社がオーツサイドの販売元になっています。
オーツサイドの商品の種類
- オーツミルクバリスタブレンド
- チョコレート
- チョコレートヘーゼルナッツ
…などの商品があります。
価格が安いオーツサイド
輸入品のオーツミルクとしては、安い価格帯の商品になります。
オーツサイドの商品をはじめてスーパーで見かけた時は、その安さが目を引き、「オーツミルクにしては安いな…」と感じたことが個人的な第一印象でした。
欧米ブランドの輸入品オーツミルクの価格帯に慣れてしまうと、安いオーツミルク=美味しくないのでは…?と懐疑的になってしまうところがありますが、良い意味で期待を裏切ってくれる美味しさがあります。
オーツサイドの原材料
OATSIDE(オーツサイド)のオーツミルクは、
- オーストラリア産のオーツ麦
- インドネシア(バンドン)の山の湧水
…が主要な原材料になります。
オーツミルクバリスタブレンドの全成分は、
- オート麦
- 植物油脂
- 食塩
- リン酸K
- 炭酸Ca
砂糖不使用で、人工甘味料、保存料、乳化剤も使われていません。
オーツサイドはどんな味?
- クリーミーでリッチなテイスト
- 香ばしいモルト感
…という味の特徴があります。
他社よりも深いこっくりとしたコクと香ばしい風味を持ち、甘みはやや強めです。
コーヒーとの相性
商品名に「バリスタブレンドオーツミルク」とあるように、OATSIDE(オーツサイド)のオーツミルクは、バリスタ向けのカフェクオリティで作られています。
実際にコーヒーとの相性が良く、コーヒーに加えた時に分離せず、滑らかに混ざり合います。
オーツサイドのコクを活かした飲み方&活用方法
コクが強く、リッチなテイストが特徴のオーツサイドは、お菓子や料理作りに、牛乳の代替えとしても活用しやすいです。
これまで試してみたものは、パンケーキ、チャイラテ、パンプキンスープ、パスタなど。
意外と美味しかったのはパスタで、クリーム系パスタをイメージして、オーツサイドのオーツミルクで、アボカドサーモンパスタを作ってみたところ、想像以上にコクがあって美味しく仕上がりました。
にんにくを香りが立つまでじっくりオリーブオイルで炒め、そこにオーツミルクを入れると、生クリーム、牛乳、バターを使わなくても、しっかりコクのあるパスタが作れます。
まとめ:水っぽくない濃いオーツミルクを求めている人に○
リッチな味わいのOATSIDEは、コーヒーに合うオーツミルクを求めている人に適した商品です。
また、世界的に有名なブランドのオーツミルクよりも価格が安いため、お手頃価格のオーツミルクを探している人にも良い商品だと言えます。