ハーブティー商品が豊富なPukka(パッカ)。
アーユルヴェーダの概念や要素を活かして作られたPukkaのオーガニックハーブティーは、様々なシチュエーションに応じて、自分の心と身体の状態に合ったハーブティーを選ぶことができる豊かな商品バリエーションが魅力のティーブランドです。
この記事ではPukka(パッカ)のオーガニックハーブティーについて紹介します。
Pukka Herbs(パッカハーブス)とは
創業2001年。
Pukka Herbs(パッカハーブス)は、Tim WestwellさんとSebastian Poleさんという2人の共同経営者によって立ち上げられたオーガニックハーブティーを販売するイギリスの企業です。
2017年9月、ユニリーバに事業売却したことから、現在はユニリーバ傘下のブランドになっています。
Pukkaという言葉の意味
Pukka Herbs(パッカハーブス)のPukkaという言葉は、ヒンズー語で「本物の」「正真正銘の」などの意味を持ちます。
創業者の2人が追い求めるビジネスのあるべき姿を表した言葉がPukkaであり、それがPukka Herbsという企業名に込められています。
植物やハーブが持つ自然の力を活かした商品を開発し、オーガニックとフェアトレードにこだわりを持ったハーブティーブランドとしてその地位を確立しています。
種類が豊富!Pukka(パッカ)のハーブティー
Pukkaの商品には、アーユルヴェーダの要素が反映されていて、ユニークなブレンドのハーブティーが数多く揃っています。
全体的に優しい甘みを持つハーブティー商品が多いこともPukkaの特徴です。
また、womankind(ウーマンカインド)を筆頭に、motherkind baby(マザーカインド ベビー)、motherkind pregnancy(マザーカインド プレグナンシー)など、女性向けに作られた商品もあります。
ウーマンカインドは、カモミール、クランベリー、ローズ&スイートバニラ、マリーゴールド、オレンジなどをブレンドしたハーブティーです。
おすすめは人気商品がセットになったハーバルコレクション
Pukka(パッカ)のハーブティーの購入を検討している時に、どれにしようと迷うことがあると思います。
そんな時におすすめの商品はハーバルコレクション。
ハーバルコレクションは5種類のハーブティーのティーバッグがそれぞれ4セットずつ入っているアソート商品です。
- エルダーベリー&エキナセア
- レモン、ジンジャー&マヌカハニー
- フィールニュー
- スリーミント
- ナイトタイム
..という人気商品ラインのハーブティーを楽しむことができます。
ハーバルコレクションのなかで、エルダーベリー&エキナセアとレモン、ジンジャー&マヌカハニーが個人的に美味しいと感じています。
エルダーベリー&エキナセア
有機リコリスの根、有機ジンジャー、有機エキナセアの根と葉(10%)、有機ビートルート、有機アニスシード、有機ローズヒップ、有機エルダーフラワー(8%)、有機ペパーミント、有機オレンジの果皮、有機エルダーベリー(6%)、有機ハイビスカス、有機オレンジ果皮香料、カシス香料
ティーバッグにお湯を注ぐと、ほんのり赤く色づくエルダーベリー&エキナセア(Elderberry & Echinacea)のハーブティー。
原材料を見ると、酸味が強そうな印象を抱くエルダーベリー&エキナセアですが、実際はとてもまろやかな口あたりです。
甘酸っぱい爽やかさがあります。
レモン、ジンジャー&マヌカハニー
有機ジンジャー(32%)、有機リコリスの根、有機エルダーフラワー、有機スイートフェンネルシード、有機レモンバーベナリーフ、有機ターメリック、有機果皮搾汁(6%)、有機レモン(6%)、有機レモンマートルリーフ、有機マヌカハニー香料(2%)
レモンやジンジャー(生姜)が使われた一般的なハーブティーは、酸っぱさや味の尖りが気になるケースがあるかもしれませんが、レモン、ジンジャー&マヌカハニー(Lemon, Ginger and Manuka Honey)は、甘みに包まれたレモンと生姜のテイストを味わうことができるハーブティーです。
レモンとジンジャー、決してどちらかの味が強いということはなく、双方がバランス良く調合されています。
後味に生姜のピリッとしたテイストが微かに残るものの、全体的に甘みが強いため、レモンや生姜が使われたハーブティーとしては非常に飲みやすいタイプの商品になります。
フィールニュー
有機アニス(32.5%)、有機スイートフェンネルシード(32.5%)、有機カルダモン(15%)、有機リコリスの根、有機コリアンダーシード、有機ターメリック
ハーバルコレクションに入っている5種類のハーブティーのなかで最もクセがないテイストを持つフィールニュー(Feel New)。
様々なスパイスがブレンドされているハーブティーですが、強いスパイスのテイストがあるというよりも、スイートフェンネルシードとリコリスの甘さの方が強めに出ています。
スリーミント
有機ペパーミントリーフ(45%)、有機スペアミントリーフ(39%)、有機フィールドミントリーフ(16%)
3種類のミントだけで作られたスリーミント(Three Mint)。
ミントティーは好き嫌いが大きく分かれるハーブティーですが、Pukka(パッカ)のスリーミントは苦味がなくまろやかで、飲みやすいタイプのミントティーになります。
ナイトタイム
有機オート麦の小花(30%)、有機リコリスの根、有機カモミールフラワー、有機ラベンダーフラワー(14%)、有機ライムフラワー(10%)、有機バレリアンの根、有機ラーマトゥルシーの葉
ナイトタイム(Night Time)は口コミで高い人気を誇る商品の1つです。
ほんのりとしたラベンダーの香りが漂うハーバルティーになります。
リラックス
Pukka(パッカ)には、Three Chamomile(スリーカモマイル)、Chamomile, Vanilla & Manuka Honey(カモマイル、バニラ、マヌカハニー)をはじめ、カモミールを使った商品がたくさんありますが、たまに購入しているカモミール系のハーブティーがRelax(リラックス)。
有機スイートフェンネルシード(24%)、有機カモミールフラワー(24%)、有機オート麦の小花(18%)、有機リコリスの根、有機カルダモン、有機ジンジャー、有機マシュマロウルート(5%)
カモミール以外に、スイートフェンネルシードやオート麦の小花などが主原材料として使われています。
Relax(リラックス)も柔らかなテイストのハーブティーです。
Relax(リラックス)はFeel New(フィールニュー)のテイストに似ているところがあり、クセのない味がします。
また、ナイトタイムにも類似した味を持ちますが、ラベンダーが使われているナイトタイムの方がすっきりした後味を持ちます。
Pukkaの口コミで賛否が分かれるポイントとは?
Pukka(パッカ)のハーブティーはリコリス(甘草/カンゾウ)が使われているものが多く、甘さを感じることができる商品が豊富という特徴があります。
そこに飲みやすさを感じる人がいる一方、逆にリコリス(甘草)の甘さが邪魔に感じる人がいることも事実です。
リコリスが含まれる商品が多いことから、「どのフレーバーも同じようなテイストに感じてしまう…」という口コミもあり、ハーブが持つダイレクトで自然な味が好きという人には少々甘ったるく感じることがあるはずです。
Pukka(パッカ)の商品を購入する上で、気にかけておくべきポイントはここにあります。
ただ、ほかのブランドのハーブティーを試してみて、酸っぱすぎて飲めなかった、クセが強すぎて飲みづらいという経験をしたことがあれば、Pukka(パッカ)は試してみても良いブランドです。
また、夜遅くに甘いものが食べたい欲求が出た時に、甘みの強いPukka(パッカ)のハーブティーを飲むことで気分が落ち着くため、ダイエット中などPukka(パッカ)のハーブティーが持つ甘さを上手に利用する方法も1つのアイディアです。